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COVID-19に関して クラスター潰し(保健管理センターより)

学生・教職員の皆様へ

島根県立大学 
保健管理センター

 政府の新型コロナウイルス対策の専門家会議は3月2日、記者会見を開き、小規模な感染者の集団「クラスター」の発生防止のため、10~30代の若年層に対し風通しが悪く人が密集する場所を避けるよう注意を呼びかけました。重症化しにくいとされる若年層が気付かずにクラスターを生んでいる可能性があるとみています。

 「クラスター」による発生を防ぐために設置された厚生労働省の対策班の研究者グループが国内のデータを詳しく分析した結果(3月2日発表)、感染した人の75%はほかの人にはうつしておらず、つぎつぎと感染が広がったのはほとんどが空気がよどみがちな閉じた環境だったことが分かりました。「屋内の狭いスペースなどに人が集まるのを避けることで、感染の拡大を防げる可能性がある」としています。

 北海道では2日までに70人超の感染者が確認されていますが、研究者グループは2月25日時点で道全体の感染者は940人に上っていたと推計。大半が確認されていないのは、若年層の感染者に明確な症状がなく、医療機関に行っていないためとの驚くべき仮説を立てています。

 このため、若年層がリスクの高い場所に行って感染し、さらに別の場所でクラスターを発生させる恐れがあるとして行動の自粛を求めています。避けるべき場所としてライブハウスやカラオケボックス、飲食店・自宅での飲み会、複数人数での長時間ドライブなどを挙げています。東京都の屋形船、千葉県のスポーツジム、札幌市のさっぽろ雪まつり会場周辺のテント、北海道北見市の展示場、大阪市のライブハウスでのイベントなどでもクラスターが発生したとみられています。

 今回の研究者グループの1人で、北海道大学の西浦博教授は「現時点での分析だが、換気していても空気がよどみがちな屋内の狭いスペースに人が集まるのはリスクがある。特に軽くてもかぜの症状がある場合は、絶対に人が近距離で会話する環境に行くのを控えることが必要だ。今は屋内で密に集まるのを避けることで感染拡大を防ぐことができる可能性があるので、こうした環境のイベントなどは必要性を含めて開催するかどうか検討してほしい。」と指摘しています。

 したがって、個々の国民にできる当面の新型コロナウイルス感染防止は手洗いや手の消毒の徹底・うがいなどの感染症対策の基本はもとより、「クラスター」発生に関与しないことが大事であることは明確です。

 おそらく、3月13日には新型コロナウイルス感染の急拡大に備えて同疾患を新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象に加える改正案が成立する見通しです。新型コロナウイルス感染が全国的、急速に拡大に備えて首相による緊急事態宣言。さらに対象となる期間や区域を指定して、都道府県知事による外出自粛の要請、施設使用停止の指示などが行われると思われます。


 新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000601720.pdf

新型コロナ いま、拡げないために
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000602324.pdf

 新型コロナウイルスを防ぐには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000599643.pdf

COVID-19に関して クラスター潰し(保健管理センターより)