大学院研究科長メッセージ

石橋照子研究科長












島根県立大学看護学研究科は新たな時代に求められる看護の創造・実践を支える看護学教育・研究に挑戦します。

 生産年齢人口の急減、グローバル化・多極化、デジタル化・ICT化など、日本を取り巻く環境は大きく変化しています。そのような中、医療政策は、病院完結型から急性期を脱した段階でできるだけ早く退院し、限られたマンパワーを有効に活用しながら地域の中で医療を受ける地域完結型医療の提供へと大きく方向を転換しました。それにより、医療従事者は主体性をもって多様な人々と協力して医療を提供していく必要が出てきました。
 また、グローバル化・多極化により、医療を受ける側の価値観も多様化し、多様な価値観を尊重し看護を創造・実践していく力が求められるようになりました。
 島根県立大学大学院看護学研究科では、こうした社会の変化に呼応し、人々が求める生き方に寄り添えるよう、平成28年4月に博士前期課程(修士課程)を開設し、平成31年4月には博士後期課程を開設します。
 博士前期課程では「主体的に探求できる研究能力を備え、地域医療を牽引する優れた看護実践者を育成する」ことを目的として、看護専門領域として「ウィメンズヘルス看護学領域」、「がん看護学領域」、「精神看護学領域」、「高齢者リハビリテーション看護学領域」、「地域保健学領域」の5領域を設け、周産期から高齢者まで幅広く地域の健康課題に対応した看護を探求できるようにしています。また、基盤科目に「看護教育特論」「看護教育方法論」を置き、看護教育学の探求に対応した教育課程にしています。
 博士後期課程では、「これからの地域医療や保健を牽引できる看護人材を育成できる質の高い教育と、看護研究により新たな看護を探求できる看護学教育者・研究者」を育成します。そのため「看護教育学研究」をコア概念とし、周産期から高齢者まですべての看護に関する実践や教育について探求し、新たな時代に求められる看護の創造・実践を支える看護学教育・研究に挑戦します。ともに看護を創造してみませんか。

看護学研究科長  石橋 照子