看護学部長メッセージ

梶谷みゆき 看護学部長

 看護学は、健康という側面から人々と向き合い、彼らの穏やかな暮らしや幸福をめざす実践的な学問です。価値観が多様化し、人々の生活のあり方は様々です。保健・医療の場においても、健康の考え方、治療の選択や病とともに生きるあり方も、一人ひとり違います。また、人生の最期の時をどこでどのように過ごすのかも、様々なあり方が模索されています。このような社会情勢の中で、看護専門職には的確な知識と技術を習得することはもちろん、様々な価値に対応できる豊かな人間性と深い洞察力、柔軟な発想と思考力、多くの関係者と目標を共有し協働することができる力が必要です。
 島根県立大学看護学部看護学科は、「自ら考え行動できる、視野の広い専門職業人」を育成することをめざしています。人々が幸福感や満足感をもって生活し、人生の目標に向かって歩む道のりにおいて、その人が持っている力を引き出しながらサポートできる看護専門職を育成したいと考えています。具体的には、人々の生き方や価値観を尊重して人間関係を形成できる力、専門的な知識・技術、そして科学的かつ倫理的な判断に基づいて看護を実践できる力、地域の人々との関わりを通して地域の特性や健康課題を明らかにし解決方法を考える力、これら3つの力を高めることを目標としています。4年間を通して3つの力を高められるように、カリキュラムを編成しています。また、学生一人ひとりと向き合う対話型の教育、看護実践力と思考力を高めるための体験型の教育を大切にしています。学生の皆さんの学習活動や学生生活を力強く支えてくれる、教員や職員が揃っています。
 四季の彩り豊かな出雲キャンパスで、自らを高め看護専門職になることをめざす多くの皆さんと、ともに学び合える機会が持てることを心待ちにしています。 

看護栄養学部長  梶谷 みゆき