梶間 奈保(かじま なお)

梶間 奈保(かじま なお)

梶間講師

職    名

 准教授

研 究 分 野

 作曲,音楽教育,音楽認知心理学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

〇教員メッセージ

  「なぜ、夕焼けを見ると哀愁漂う音楽をイメージしてしまうのだろうか」
それが私の学生時代の最初の研究テーマでした。
 大学に進むまでは、一般的に音楽の教員を目指す人と同様に、習い事として音楽に向き合い、小学校の授業で勉強としての音楽と出会い、中学校や高校で吹奏楽に触れ、音楽の教員を目指していました。しかし大学に入ると、自分のイメージしていた音楽の世界が、全く違う新しい分野として目の前に広がる面白さがありました。そして、音楽と人との関係について多くの可能性を感じながら研究を進めていきたいと思い、今に至ります。
 音楽の固定概念を外し周りの音に耳を傾けること、そして“その人”を表す音楽の面白さを、教育の中で、人の成長の中で模索していければと思います。

〇主な担当授業

・音楽I(1年次春学期)
音楽1

音楽は耳で聴くことが基本ですが、子どもたちは身体を通して音を感じリズムを体得していきます。そういった子どもの視点を踏まえながら、音楽の理論を学ぶ一方で、身体を使って音を感じていきます。一見、ただの遊びに見える時間であっても、視点が違うとどのような音楽が子どもにとって意味があるのかを考えることができます。


・初等音楽科教育法(3年次秋学期)

小学校の音楽の授業では、音楽を「演奏すること」「歌うこと」「鑑賞すること」「音楽を創り出すこと」と様々な切り口で教材や題材について考えていきます。それをどのように子どもたちの主体性を引き出しながらアプローチしていくのか。授業では様々な音楽実践の方法を通して議論しながら考えていきます。