塩谷　もも（しおや　もも）

	職　　　 名	教授
	研 究 分 野	文化人類学、東南アジア研究 （研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト））

　文化人類学が専門で、インドネシアを対象に研究しています。文化人類学は、主に異文化を対象として、人と文化に関する様々な事柄をテーマにします。自分の関心にあわせて、研究テーマを広く設定できること、そしてフィールドワークの実施を重視しているのも魅力です。
　近年は、イスラーム教徒向けファッション、インドネシアのバティックという布を通じて、グローバル化の中での社会変化やアイデンティティを中心に研究しています。布が好きなので、研究室には東南アジアの布と衣服があり、いろいろな工芸品も置いています。織物など、自分でものづくりをするのも好きです。

・文化人類学（１年次春学期）

この科目では、文化を研究するための基礎を身につけます。まずは異文化のとらえ方、そしてフィールドワークの方法を学びます。さらに、いくつかの身近なテーマを設定して、世界各地の事例を見ていきます。似ている点と違う点に注目しながら、日本と比べて考えることで、文化の特徴を理解していきます。 

・インドネシア語（1年次春学期・秋学期）

初学者対象にインドネシア語の基礎を身につけます。インドネシア語は、文法が複雑でなく、文字もアルファベット表記で学びやすい言葉です。東南アジア島嶼部で交易語だったマレー語がもとになっているため、マレーシアやシンガポール等で今も通じます。人の往来の増加とビジネスの面から、日本でもさらに重要性が増していく言葉のはずです。