内山 仁志(うちやま ひとし)

内山 仁志(うちやま ひとし)

 内山准教授

職    名

 准教授

研 究 分 野

 小児神経学、脳機能画像学、視能矯正学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

〇教員メッセージ

 久しぶりに山陰に戻ってきました。大学卒業後、視能訓練士(国家資格)として眼科で目の検査や訓練に携わっていましたが、「発達性読み書き障害」のことを勉強したい気持ちが強くなり、鳥取大学の大学院に入学したのは平成16(2004)年。その後、神経発達症(発達障がい)や脳機能画像(fMRI)の知識と技術を研鑽し、「すくすくコホート鳥取」の研究員として鳥取大学に平成24(2012)年3月まで所属していました(そのころにかかわった小学生の子たちがそろそろ大学受験を迎えるころです)。
 前任地の栃木県の医療系総合大学では臨床と研究の中で神経発達症(発達障がい)の子供たちの支援を行っていました。
 本学では特別支援教育の教員の1人として、子供たちの健やかな成長と発達を実現するために、幼保小連携に加え、保健医療福祉との連携にも長けた教員養成に取り組みます。

好きな言葉:「願いは必ず未来へ届く。」
趣味:躰道※(たいどう):五段練士。躰道を通じて地域の方々(介護施設やお祭りで演武)や他大学(国際医療福祉大学、北里大学、琉球大学、福島県立医科大学、北海道大学、神戸学院大学など)、海外(フィンランド、スウェーデン、オーストラリアなど)の道場とも交流もしています。
※沖縄の「手(ティー)」を母体とし、特徴的な足運び(運足)やバク転・宙返り(操体)などを駆使して攻防を三次元的に展開する“新感覚”武道です。ミュージシャンの尾崎豊が幼少期にやっていた武道としても有名です。もっと知りたい方は下記のページをご覧ください。

日本躰道協会HP ※展開競技は必見です!
http://www.taido.gr.jp/WhatIsTaido/movie.html
鳥取県躰道協会HP
https://tottoritaidoschool.wixsite.com/tottori-taido


〇主な担当授業

・発達障害児教育演習(開講学年:学期)

この演習では、前年度に学修した神経発達症(発達障がい)にかかわる知識を深めるために、日本語や英語で記述された代表的文献や最新のトピックなどをグループで購読します。題材を通じて専門知識を学びながら、みんなでディスカッションすることでクリティカルシンキングや新たな課題を発見する力を身につけます。       

・脳科学と心(開講学年:学期)

心のはたらきを脳科学で繙(ひもと)く、そんな講義です。予備知識がなくても大丈夫。「脳に興味にある!」という方にはおススメです。講義では巷に氾濫する誤った脳科学情報についても取り上げ、これらの何が問題かを明らかにし、きちんと対処できる知識(情報リテラシー)を学修します。