矢島 毅昌(やじま たかあき)

矢島 毅昌(やじま たかあき)

矢島准教授

職    名

 准教授

研 究 分 野

 教育社会学
(研究内容を詳しく知りたい方はこちらへ(外部サイト)

〇教員メッセージ

 私の研究分野は「教育社会学」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが、その中でも特に「教育を相互行為や語りなどの意味づけ作用に注目して研究する」ことを専門にしています。
 近年は、その「教育社会学」の視点で「保育活動において子ども達は、周囲の物や環境と関わりながら、いかに秩序をつくりだしているのか」「地域の身近な自然や建造物は、どのような教材としての価値を有しているのか」「稀少な自然や文化財を撮影した写真を活用して、豊かな間接体験を可能とする教材を作成するには、どのような情報機器の活用が考えられるか」等々を探究しています。


〇主な担当授業

・保育実習II(保育所) ー 3年次春学期
保育内容人間関係

 保育士資格の取得に必要な科目と「保育実習I(保育所)」を踏まえて保育所で実施する、二度目の実習です。子どもの実態の理解にもとづく指導計画立案・実践・反省を通して、より高度な保育実践力を身に付けることをめざします。なお、この実習または「保育実習III(施設)」が保育士資格取得のために必須となります。     

 

 

・学校教育と文化・社会 ー 4年次秋学期
学校教育と文化・社会

学校教育の文化的な特徴や社会的な課題について、「保幼小接続」「地域資源」「人・物・環境の関係」を手がかりに、理論的な理解にもとづく事例検討とディスカッションを通じて学びを深め、自ら設定したテーマ企画を発表します。文化研究・社会研究のアプローチによって、教育の基礎理論を発展的に学ぶ科目です。

 


〇教育・研究に関する●▲■…

 愛用のパソコン

主に教育・研究のために愛用しているパソコンは、基本ソフトとハードウェアがアメリカの一社からのみ提供されているものです。果物のマークが目印ですね。

まだ学生だった頃は、同社の経営状況が良好ではなかったこともあり、どちらかといえば「変わり者」「ひねくれ者」が使うパソコンのように言われていましたが、今は同社のスマートフォンが普及した影響もあり、かなり印象が変わってきました。

イメージは社会と共に変化していくものだと、しみじみ感じます。

テレビの特撮もの

大学4年生の時に執筆した卒業研究論文の題目は「幼児向け特撮番組の人間像」でした。特撮技術を駆使して撮影された怪獣やヒーローが活躍する作品において、登場人物がどのように特徴づけられているのかを明らかにしようと試みた研究です。

興味深かったのは、初期の特撮ヒーローが「元から強い人が覆面などで正体を隠した者」だったこと、その後に「戦闘用強化服」という概念が登場したことで様々な人が超人的な能力を持つヒーロー・ヒロインになったことでした。

「誰もが活躍できる」可能性を描く数々の作品が、今も新たに生み出され続けています。