ダブルディグリー制度
ダブルディグリー制度とは
ダブルディグリー制度とは国際関係学部の学生を対象に、島根県立大学と韓国の蔚山大学校でそれぞれ2年間在学し、両大学の学位をそれぞれ取得することができる制度です。1年次と4年次は島根県立大学で、2年次と3年次は蔚山大学校で在学することとなります。
蔚山大学校での所属
専門分野の学修を目的とした留学です(語学の学修を目的とするものではありません)。
- 島根県立大学国際関係学部国際関係コースの学生は、蔚山大学校社会科学大学国際関係学科に所属します。
- 島根県立大学国際関係学部国際コミュニケーションコースの学生は、蔚山大学校人文大学国語国文学学部韓国語文学専攻に所属します。
島根県立大学 | 蔚山大学校 |
国際関係学部・国際関係コース | 社会科学大学・国際関係学科 |
国際関係学部・国際コミュニケーションコース | 人文大学・国語国文学学部・韓国語文学専攻 |
大学→大学校 / 学部→大学 / 学科→学部もしくは学科 / コース→専攻もしくは学科
ダブルディグリー制度の応募資格
- 島根県立大学国際関係学部所属の学生
- 留学開始までに、本学に1年以上(2学期以上)在籍し、卒業要件科目の単位を30単位以上(韓国語関連の科目は除く)取得する見込みがある者
- 併せて、該当年度に『韓国語特別演習I・II』を受講した者(留学を開始する時点で「韓国語能力試験TOPIK4級」相当の韓国語能力を持つこと)
奨学金
留学する学生向けの奨学金として、「海外留学奨学金」(給付型)を準備しています。詳細な内容に関してはこちら/international/index/study_abroad_supoortをご参照ください。
留学にかかる費用
- 授業料(本学分のみ)
※教材費、生活費、寮費等、保険料、交通費・渡航費用、現地での費用は別途かかります
募集人数(年度ごと)
- 国際関係コース 2名
- 国際コミュニケーションコース 2名
スケジュール
ダブルディグリー制度説明会実施 |
4月1週目 |
プレースメントテストの募集及び実施 |
4月2週目 |
韓国語特別演習Iスタート |
4月3週目 |
韓国語特別演習終了 |
1年次の7月末か8月上旬 |
留学説明会 ダブルディグリー生募集 |
7月中旬〜9月中旬 |
学内選考会(筆記・面接) |
10月1週目 |
韓国語特別演習IIスタート ※ダブルディグリー生として選抜されなかった場合でも韓国語特別演習IIの授業は最後まで履修しなければなりません。 途中で中断した場合には国際関係学部の韓国語関連科目への振替は不可能です。 |
10月1週目 |
韓国語特別演習II終了 |
2月上旬 |
ダブルディグリー制度 開始 |
3月上旬 |
留学準備講座 『韓国語特別演習I・II』 について
蔚山大学校で専門科目の授業を受講するためには高度な韓国語能力(韓国語能力試験4級相当)が求められるため、島根県立大学では「韓国語特別演習I・II」を設置しており、90分の授業を週6回、春学期、秋学期ともに受講することとなっています。「韓国語特別演習I・II」の授業は島根県立大学国際関係学部の韓国語関連科目14単位分の授業に振り替えることができます。
「国際関係学部の韓国語関連科目」は次の通りです。
韓国語I(2単位)、韓国語II(2単位)、韓国語コミュニケーションI(1単位)、韓国語コミュニケーション(1単位)
韓国語読解I(2単位)、韓国語II(2単位)、実践韓国語I(2単位)、実践韓国語II(2単位)
韓国語特別演習 応募資格
- ダブルディグリー制度への参加を目的とする者
- 韓国語能力試験1級以上を取得した者、またはそれに相当する実力のある者
- 週6回90分の授業を欠席せずに出席できる者
- 8月に行われる「異文化理解研修」に必ず参加できる者(大学の事情により、実施できない場合には免除)
- 授業以外にも韓国語の学習に専念する意欲のある者
- 年3回実施される「韓国語能力試験(TOPIK)」を必ず受験する者
定員
- 8名程度
選抜の評価基準
4月上旬(1週目か2週目)に韓国語のプレースメントテストを実施して選抜します。また応募者が定員の8名以下である場合でもプレースメントテストは実施します。プレースメントテストの対象となる語彙や文法表現をエクセルファイルで共有しますので、学習時にご参照ください。
「韓国語特別演習I・II」の受講後、ダブルディグリー生として選抜されなかった場合は?
蔚山大学校、啓明大学校、培材大学校、世宗大学校などの島根県立大学が協定を結んでいる韓国の大学に交換留学生(単位認定あり、学位無し)として半年または1年間参加する方法もあります(ただし面接審査あり)。