北東アジア研究 第1号
巻頭論文
第I部 北東アジアの国際関係
- 鹿錫俊「『連ソ』問題を巡る国民政府の路線対立と『二重外交』――中・日・ソ関係の一考察：1933-34年」（pp. 17-41）
- 赤坂一念「スプラウトにおける対外政策研究の再検討の試み（1）――その国際政治学の理論体系に注目して」（pp. 43-56）
- 小野田摂子「国家と記憶――原因・結果・価値」（pp. 57-80）
- 中村逸郎「ロシアの政治改革と住民自治――モスクワ市の自治制度と住民紛争に関する実証研究」（pp. 81-95）
- 豊田有恒「魏志『東夷伝』における原初の北東アジア諸民族に関する論攷」（pp. 97-111）
- 陳仲奇「郭店楚簡『性自命出』篇の『命』について」（pp. 113-135）
第II部 北東アジアの社会経済システム
- 井上定彦「日本の社会経済システムに関する――考察比較政治経済の視点に立って」（pp. 137-156）
- 小林博「アジア通貨・金融危機とアジア通貨制度のあり方」（pp. 157-169）
- 藤原眞砂「時刻別行為者率アプローチの分析論理について――生活時間構造の比較の論理構築を目指して」（pp. 171-202）
