キャンパスの動き(松江)

「健康スポーツ概論」でゲストスピーカーに講義をしていただきました

「健康スポーツ概論」のゲストスピーカーの講演について

 元なでしこジャパンキャプテン、なでしこジャパンコーチの大部由美さん(鳥取県境港市出身)をゲストスピーカーとしてお招きし、松江キャンパスの全学科1年生「健康スポーツ学概論」の1コマで講義をして頂きました。サッカーを始めたきっかけから、なでしこジャパンでの活躍を振り返りながら現役時代と変わらず熱い講義をして頂きました。
 
【大部由美さんコメント】
 この度は、学生の皆さんに講義をする機会をいただき、ありがとうございました。
サッカー選手の時の経験、サッカー指導者としての経験、地域の大人として経験したことを話させていただきました。今回の講義の感想を読んで、皆さんそれぞれ自分なりに受け止め、前向きに捉えくれたことをとても嬉しく思います。また各学科によって捉える視点が違うことも興味深かったです。コロナ禍が終わったかと思ったらインフルエンザの蔓延で、思いっきり学校生活を楽しむことが出来なかった4年間だったと思います。「この4年間は仕方がなかった・・・」と思うか、「この経験を活かして楽しむぞ!」と思うかは皆さん次第です。是非、心から笑顔になり自分らしさを探究して、夢や目標に向かって前向きに歩んでいって欲しいです。皆さんの未来を応援しています。
履修生コメント
【保育教育学科1年・安部夏未】
 今回の講義で私の価値観が変わりました。自分の人生は自分次第で、これからの人生の中で自分が何をしたいのか、どうしたらできるのかを考えてとても楽しみになりました。
 今までの私は過去や自分のマイナスなことを気にして行動に移すことができていませんでした。でも大学に入って少しずつ自分がやりたいことを行動に移せているので、もっと自分を好きになって楽しく過ごしていきたいです。また、同じ学科の人たちの笑顔が素敵な人が多くて、私自身も笑顔が増えたと感じています。
 将来、子どもと関わる者として、笑顔を大切にして、子ども達にとって良い大人としてのモデルになれるように頑張っていきたいです。今回の講義で言葉を伝えることの大切さを知り、自分の言葉に意識を持っていきたいと思いました。
 
【地域文化学科1年・髙木瑞果】
 講義を聞いて、私は言葉を大切にすることを忘れ気味であることに気がつきました。自分が放つ言葉は自分に責任があり、時には自分に返ってきたり、時には自信がついたり、言葉は自分をつくる要素の一つであると思います。言葉を大切にすることは自分を大切にすること、ということを心に留めて、自分を大切に生きていきたいです。
 
【保育学科1年・小出玲奈】
 講義を聞いて少し気持ちが楽になりました。何事にも正解を求めてしまい、やる前から諦めてしまうことがあるので、笑顔でいることで未来が変わるという言葉が、私にとって印象的でした。これからは、笑顔を大切にして自分を好きになることでもう少し気楽に過ごしたいと思いました。NiceTryで自分らしくいたいと思います。また、私は保育者を目指していて、子どもに教えたり支えたりする立場になります。曖昧な言葉は使わず、具体的に聞き出すこと、考える機会をつくれるような保育者になりたいです。
 
【文化情報学科1年】
 私は今まで運動やスポーツをすることが苦手で、昔からなるべく避けてきました。しかし、大部さんの講義を聞いて、スポーツで得られるものが運動能力の向上だけでなく、精神的な面や考え方の面でも成長できるということがとてもよく分かりました。今からでも何か少しスポーツをやってみたいなと思いました。また、自己啓発や他人へ教えることの面でも、自分の心に残ることが沢山あり、とてもためになる話を沢山聞かせていただき、ありがとうございました。
 
【大部由美さん ご経歴】
1991~1999年 日興証券ドリームレディース
1999~2000年 OKI FC Winds
2000~2005年 YKK AP 東北女子サッカー部 フラッパーズ
2005~2006年 東京電力女子サッカー部 マリーゼ
1991~2004年  日本女子サッカー代表チーム(85試合6得点)
2016~2020年 なでしこジャパン(日本女子代表) コーチ
・日本女子サッカーリーグ ベストイレブン 7回
・日本女子サッカーリーグ ヤングプレーヤー賞
・JFA公認S級コーチライセンス
・現在、翔英学園はぐくむセンター長