キャンパスの動き(松江)

高大連携推進員企画:幼児教育を学ぶ大学生は何をしているの?~大学生に聴いてみよう~

3月6日(水)に幼児教育に関心のある高校生10名が本学に集合し、おしプロ講座が行われました。

○学生が講師となり3つの講座を実施しました。
「絵本の読み聞かせ講座」
おはなしレストランライブラリー(絵本・児童図書専門の図書館)の見学や、絵本の選び方や持ち方・読み方などのコツをお話しました。高校生も絵本の読み聞かせにチャレンジしてアドバイスを受けていました。
「特別支援教育に関する講座」(ひまわりサークル学生)
特別支援教育に関するレクチャーや自分たちが取り組んでいる学習支援の取り組みなどを発表しました。いろいろな支援グッズも展示して、学生の説明を受けながら手に取って体験していただきました。
「共生社会に関する講座」(『島根発信隊』学生有志)
今まで取り組んできたことなどを含めいろいろな事例をお話しました。その後グループワークで意見交換をして、人の意見を聞き視野を広げたり一つの答えに決めつけず考えてみたりすることを体験していただきました。

○昼食タイム
学生と高校生が学食で一緒にお昼を食べました。
大学生活についてや普段の過ごし方などのお話に花が咲いていました。


高校生の感想より抜粋
・相手も自分も楽しめるようにするのが、絵本の読み聞かせのコツだと思った。
・子どもたちに自分が読む絵本を通していろいろな感情をもってもらえたら嬉しいです。
・障がいは社会が作っているということが特に印象に残った。環境は社会が変われば、障がいはなくなるという話をきいて私たちにできることはあると思った。
・グループワークでは、自分だけの考えではなく、他の人の考えもたくさん聞くことができた。より視点を広げてみることができ、話し合うことが大事だと感じた。
・子どもという共通のテーマを、様々な視点で見つめていて面白いと感じた。今回の体験は視野が広がった良い機会で、自分がどのような支援で子どもを支えることができるのか自分と向き合っていきたいと思った。

今回の企画で、幼児教育を学ぶ学生がいろいろな方面から幼児教育に対して取り組んでいることを感じていただけたのではないでしょうか。高校生の皆さんのいろいろな気づきを今後に活かしていっていただけると嬉しいです。


松江キャンパスでは高校等を対象に大学訪問の受け入れを行っています。
施設見学ツアーや模擬授業、学部・学科説明、大学生による大学生活紹介などを実施しています。
詳しくは、本学HPの「地域連携」から「高大連携事業」をご覧いただき、お問い合わせください。
 
絵本の読み聞かせ講座
特別支援教育に関する講座
共生社会に関する講座
学食にて昼食タイム
振り返り