講座の様子(2019)
講座の様子(2019)
社会的養護と島根県の里親
開催日:第1回 5月12日 第2回 5月19日
講座内容:島根県の社会的養護(保護者がいなかったり、虐待などにより家庭で生活できない子どもたちを公的責任で社会的に養育すること)の状況を概観するとともに、これからの社会的養護の中心である里親養育の実際を里親さんの語りから確認します。
第1回目は、保育教育学科の藤原准教授により、社会的養護という言葉の定義や、里親制度、また島根県の現状などについて講義形式で行われました。第2回目は、実際に里親さんとして生活をしていらっしゃる松江地区里親会の方々をお招きし、実際の里親さんが感じたことや、体験したことについてお話していただき、参加者の方と意見交換会を行いました。今回の講座では、社会的養護という言葉の理念や現状、里親さんも他の家庭と変わらない悩みや苦労があることが分かり、また里子さんやすべての子どもを地域や社会全体ではぐくむという意識がこれから益々必要だと感じました。