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地方の小規模な公立大学院である
島根県立大学大学院北東アジア研究科の大きな挑戦です。
その基本的コンセプトは、
《特色をいかし、条件をいかし、地域をいかした》大学院教育
です。
北東アジア研究科は、日本で唯一、北東アジア学の博士後期課程を有する特色ある大学院です。この最大の特色を前面に押し出し、北東アジア研究者を実践的に養成します。
島根県が設置した公立の大学院という条件を十二分にいかし、県設置の各種機関(北東アジア地域研究センター、島根県中山間地域研究センターなど)と有機的に連携し、大学院教育を実践します。
公立の大学院として、地域との連携を重視します。海をはさんで北東アジア地域に接する島根という地域に存在する知識を積極的に大学院教育にいかします。
このプログラムは、日本の公立大学院教育の
ひとつの将来像をしめす挑戦的な取組です。
「魅力ある大学院教育」イニシアティブとは…
現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組(「魅力ある大学院教育」)を重点的に支援する平成17年度より開始された文部科学省の事業です。 |
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