平成24年度地連カフェ

平成24年度地連カフェ

 第1回 OPEN(平成24年5月9日開催)

 ボランティアに参加している学生間の、そしてボランティアに参加したい学生との交流の場を提供しようという目的で、2012年5月9日(水)3時〜4時半まで、カフェテリアの2階で「地連Caféが、地域連携推進センターと10人以上の学生スタッフの運営のもとオープンしました。

 手作りワッフル無料でワッフル、ホットケーキ、ジュースが振る舞われ、またボランティアの様子が聞けるとあって  1回生を中心に約50名が、お客さんとして訪れる、大盛況の賑わいを見せました。学生たちは、自分が参加したいボランティアの種類(福祉、海外、地域交流、被災地)に分かれて、それぞれの分野で活躍している先輩たちから話を聞きました。ボランティア未経験の学生はこれまで「ボランティアの種類も、どこで活動しているかについても、全く知らなかったので、とても良い経験になった。自分が参加したいボランティアも見つかった」と話しておりました。
グループ

 また、「ボランティアの話だけではなく、教職課程や、就職活動、学校での生活の様子など、役に立つ情報をたくさん教えてもらった」と、いう声も聞かれました。運営を担った、学生スタッフは「こんなにたくさん来てくれると思っていなかったので、正直びっくりしたが1回生と楽しく交流できて、本当に楽しかった」と言っておりました。ボランティアは地域とのつながりを生むだけではなく、参加学生の間で、先輩と後輩の間で、豊かなつながりを生む良い機会になるようです。

「地連Café」が、そのための場の提供に、今後も役立つとよいですね。(文責:中川敦)

第2回OPEN(平成24年7月11日開催)

 浜田キャンパスカフェテリア1階にて第2回目の地連カフェが開催されました。今回は前回に引き続き学生ボランティア先輩との情報交換「県大HOTALK」の他に、地域連携推進センターのボランティア活動への取り組みを理解してもらうことを目的として地連室紹介PVの放映とキャンパスマイレージ事業への紹介が行われました。前回よりもさらに企画内容も盛りだくさんとなり、企画側・参加者ともに充実した時間を共有できました。

徹子の部屋

【地連センターの紹介PV】

 「地連室ってなにするところ?」という疑問に対して、ボランティア先輩が地連PVを作ることで、学生ボランティア活動に対する支援制度やスタッフの紹介情報を放映しました。ボランティア活動への興味があってもどうすればわからない学生に対しての呼びかけと、地連室スタッフの気さくな人柄も同時にPRできる企画となりました。放映後キャンパスマイレージ事業についての説明もなされました。

【県大徹子の部屋】

 昨年ボランティア活動にて獲得したポイントを利用して抽選会で当選した方々にインタビューをおこない、ボランティアポイントから得た景品や当選にまつわるエピソードなどをお話いただきました。今後ボランティア活動を予定している方々に対して、がんばった結果の「プチご褒美」としての楽しみもあることが伝わったようです。

【県大HOTALK】

 第1回目に引き続き、先輩ボランティアと熱く語る場が設けられました。会場には地連スタッフの手作りマフィンとクッキー、ドリンクが用意され、和やかな雰囲気で各テーブルではボランティア活動についての経験談や活動のお誘い、活動のきっかけ、動機などが語られました。(文責:田中恭子)

第3回OPEN(平成24年10月31日開催)

浜田キャンパスカフェテリア2階にて第3回地連カフェ「学生ボランティア活動報告会」が開催されました。今回はボランティア活動を振り返る場として、または学生の活動を多くの方々に知って頂く場として、4名の学生が報告をしました。他にも地連センター“共育”活動の推進の紹介、ミニ抽選会も開催されました。

【地連の“共育”活動の紹介】

地連センターより“共育”活動についての説明が行われました。地連センターおよび大学ではボランティア活動を“共育”のスタンスで実施しています。“共育”とは地域(ボランティア依頼主)・学生・大学が、“共に育む“ことができる態勢を意味します。それぞれの主体が互いに育み合うことのできる環境構築を目指してがんばって参ります。

【ボランティア活動報告会】

 報告者の皆さんとテーマは以下のとおりです。

●黒木大輔さん(1年)「幸せのおすそわけ」発表の様子

●川瀬千佳さん(2年)「笑顔の連鎖、あなたを笑顔にするために」

●佐竹亮祐さん(3年)「僕がボランティアに参加したワケ」

●堀 将大さん(4年)「“地域の優しさ”~学生はシンデレラだっ~」

 みなさんプレゼン力の豊かさもさることながら熱い報告内容に、思わず頷いたり涙ぐんでしまいそうな場面も・・・活動からそれぞれの意義や地域とのつながり方、地域で活動することの魅力を精一杯伝えてくれました 

【ミニ抽選会】

最後にボランティア活動ポイント抽選会の案内と、ミニ抽選会が実施されました。地域の方々へも景品が当たるなど、賑やかなエンディングで今回も終了となりました。

 今回は発表者の地域への熱い想いが伝わる、心温まる・やる気の刺激される時間を共有できました。ボランティアでお世話になっている地域の皆さんの参加も徐々に増えてきている様子でした。ちなみに今回のカフェメニューはシフォンケーキ、唐揚げ、アップルパイ、飲み物でした。(文責:田中恭子)

第4回OPEN(平成25年1月25日開催)

  浜田キャンパスカフェテリア2階にて第4回地連カフェ「あの、先輩が帰ってくる!!!!」が開催されました。今回はボランティア活動をされていた本学OGOBの3名にお越しいただき、当時のボランティア活動を振り返っての活動内容や意義についてお話をいただきました。後半はテーブルごとに報告者とのフリートークが行われました。

【OGOB報告】

●冨岡秀行 氏(2012年卒・元・県大ボランティアKING、西日本旅客鉄道株式会社勤務)在学中ボランティOBア数で学内トップであった冨岡氏の豊富なご経験から、多くの活動を同時進行させるコツや、現在社会人となってボランティア活動で得た経験が役立っていること等を中心にお話しいただきました。振り返ってボランティア活動の意義として、職場においても自分の役割や立場をすぐに見つけられたこと、誰とでも会話を成立させることのできるコミュニケーション力が役立ったこと等、後輩に向けてわかりやすく楽しくお話しいただきました。 

●小川慶典 氏(2012年卒・元・里山レンジャーズメンバー、日本特殊陶業株式会社勤務) サークル里山レOBンジャーズでの集落支援活動や留学中の海外ボランティア、帰国後の地域ボランティアといった多様な活動をされてきた小川氏。活動を通じて感じたことは、ボランティアという非日常的な体験がきずなを作ってくれること、ちょっとした「ありがとう」の言葉や、「工夫」をしながら活動することの大切さ、また現在も思いやりを持てることやフットワークの良さが仕事と密接にかかわっている。だから皆さんにも「夢」への一歩としてボランティア活動を積極的にしてほしいと熱いメッセージをいただきました。 

●豊田知世 氏(2004年卒・元・BBSメンバー、島根県立大学教員) 在学中から開発途上国の問題や国際OG協力にご関心があったことから、途上国への募金活動と問題共有を目的とするAMDA(The Association of Medical Doctors of Asia)や、不登校児童などのケアを含めた地域の子供たちとの遊びや合宿を通じた交流を目的とするBBS(Big Brothers and Sisters Movement)等、計3つのサークルを創設された豊田先生。現在、海外現地調査においてもこれまでの色々な児童とのコミュニケーション能力が言葉の壁をなくしてくれることや、発展途上国の課題をより深く考えるための情報収集・意見交換ができたからこそ、国を紹介し問題を共有することにつながっている等、ボランティア活動が学術面においても重要であることをお教えいただきました。 

【フリートーク】最後に報告者とフロアを交えて自由に意見交換をしました。在学生は、キャリアを含めた多様な質問をしつつ、社会人となった先輩たちに頼もしさや刺激を感じている様子でした。(文責:田中恭子) 

全体の様子