令和5年9月 しまね★しごと★バスツアーを開催しました!(大田/松江コース)

しまね★しごと★バスツアーとは

島根県立大学・短期大学部で学ぶなら、ココの魅力をたっぷり知ってほしい!島根各地の多様な 人の魅力・暮らしの魅力・仕事の魅力 に直接出会う「低学年次向けキャリア教育」の一貫として実施するバスツアーです。

大田コース(令和5年9月14日)

午前中は中村ブレイス様を訪問しました。事業や古民家再生のことについて学びました。
中村ブレイス様には午後にも本学と連携した事業の大森まちなか図書館の見学もさせていただきました。
【参加者の感想】
・義肢装具の取り扱いから、地元への還元を考えて古民家再生を行っている事に驚いた。その後見学させていただいた企業はどこも、中村ブレイスさんの名前を口にしていて、中村ブレイスさんが1つのインフラのような、地域の受け皿を作る地盤のように感じた。

・古民家の再生やオペラ座の活用などで本業であげた利益を地域に還元しているということから、地域のことを第一に考えている会社だと思いました。大森町の人口や環境問題に対して向き合っていると分かり、今後の事業にも興味が湧きました。
午後は石見銀山生活文化研究所様、ベッカライコンディトライヒダカ様を訪問しました。
石見銀山生活文化研究所様では事業説明や施設見学をさせていただきました。
ベッカライコンディトライヒダカ様ではIターンしたオーナーのお話を聞かせていただきました。
【参加者の感想】
・「根のある暮らし」を学び、気軽に選んで処分する服ではなく長い間着たいと思える服を選ぶことが大切だと感じました。群言堂で触れた商品はどれも肌に触れたときとても心地がよく、流行にとらわれず長く着続けることができるデザインでした。生地や色合いの一つ一つにこだわりを持って作られたお洋服を大切に扱うような暮らしを私もしたいと感じました。

・景観や環境に配慮した店づくりをしており、世界遺産である地域の価値をより高めるような運営がなされていると感じました。このように様々な企業がそれぞれ大森町のもつ価値について真剣に考え、働きかけているからこそ世界遺産が世界遺産として保存されているのだと思いました。

・お話の中で、はじめはドイツのパンを中心に作っていたが、住民の方からいただく食材や山で放置されている果物を使ったパンも作るように変化したというエピソードが印象に残りました。地域の食材をいかしたパンだからこそ、惹かれるお客さんも多いのではないかと思いました。

松江コース(令和5年9月29日)

午前は、松江ニューアーバンホテル内にある「コワーキングスペース縁雲」でアーバンホテルを運営する浅利観光様とIT企業のパソナ様からお話をお伺いしました。
【参加者の感想】
・観光会社と聞いて、ツアーや観光地を創るところなのかなと思っていましたが、実際はホテル運営やenunのようなコワーキングスペース事業の企画などその仕事は多岐にわたることに驚きました。アルバイトでも発言できる環境がこの会社の雰囲気づくりの要にもなっているのではないかと感じました。

・企業の方々がどのような思いで働かれているのか知る機会が普段ないためとても貴重な体験になりました。

・島根県、松江市がITの発達した地であることを初めて知った。また、都市部の人向けに地方移住、地方進出を検討させるようなマーケティング、その地が気になる人を集めてその地を盛り上げるような事業、企画の実施は、私もやってみたい、地元に活かしたいと思った。貴重なお話を聞くことができ、また自分のためになったと感じた。
午後は堀川遊覧船、松江歴史館観光後に松江市役所を訪問しました。新庁舎内の各フロアや講堂を見学させていただきました。
【参加者の感想】
・新庁舎を見学させて頂き、とても貴重な経験になりました。市役所での仕事は大人になっても学び続けられるとてもやりがいのある仕事だと分かり 、魅力を感じました。公務員の採用についてなど、学生に親身になってお話してくださったため、とても視野が広がりました。

・市役所には行ったことがなく、新庁舎の近くを通るたびにおしゃれな設計だなと思っていて、それがまさか、松江城から見える嫁ヶ島までの景観を崩さないためのものであったとは驚きだった。