平成26年度「表現とコミュニケーション」を開講しました。(松江キャンパス)
平成26年度「表現とコミュニケーション」が開講しました
平成26年度前期授業として、知的資産共有プロジェクト「表現とコミュニケーション」を開講しました。この授業は、NPO法人あしぶえと連携したもので、健康栄養学科・保育学科の学生65人が受講しました。
授業ではインプロゲーム(即興的なゲーム)を実践し、課題への取り組みと自分自身やグループ変化についての「振り返り」を繰り返しながら、社会生活に必要な自己表現力、コミュニケーション力を身につけていきました。
初回は、オリエンテーションとグループ分けによるワークショップの体験、2回目から5回目は、グループごとにインプロゲームと振り返りのワークショップを体験しました。
インプロゲームでは、自分の考えを言語化して伝える、自他の言動の「違い」について考察する、他者の言動を認め自らの問題点に気づく、自ら状況判断しまわりの人に確認をしながら行動するなどの力が必要とされます。この授業をとおし、受講生は「自己表現力」と洞察力・協働力・自発的行動力が必要とされる「コミュニケーション力」の不足とそれらの重要さに気づくことができました。
受講生からはこの授業で得た力や気づきをさらに伸ばし、卒業後の仕事に繋げていきたいという意欲的な感想が多く聞かれました。
【受講生の感想】
・先生の「若いうちの苦労は買ってでもしなさい。人は皆同じ量の苦労を経験する。」という言葉が印象的で、困難に否定的だったが肯定的に考えられるようになった。社会人になってからも様々な困難に直面すると思うが、この授業で学んだたくさんのことを生かして、何事にも一生懸命取り組んでいきたい。
・インプロゲームの回数を重ねるごとに、自分の足りないところや苦手なことを発見することができ、積極的に行動することの重要さが分かった。また保育士として身につけるべき力がたくさんあることに気づいた。これからの授業や生活において「そこから学ぶ」という意識を常に持って、子供たちの見本となるような保育士を目指したい。
・授業が進むうちに自分自身だけでなく、一緒に受講している友人たちの変化も見て感じられた。積極的に行動できるようになったり、話しかけると素敵な笑顔を見せてくれ会話をどんどん広げていったりと、この授業で変わることができたのは私だけではないとよく感じていた。自分の内面と向き合い、新しい自分の発見・自信、他者の理解などたくさんの気づきを自分の中に取り入れることができた。
♦平成25年度の「表現とコミュニケーション」については こちら