「第3回山陰5大学学生交流プロジェクト」山陰グローバル化のための意見交換会を開催  

「第3回山陰5大学学生交流プロジェクト」山陰グローバル化のための意見交換会を開催しました。

平成27(2015)年1月24日(土)に短期大学部学生主催の「第3回山陰5大学学生交流プロジェクト」を島根大学松江キャンパスにて開催しました。この交流会は地域課題の発見や地域活性を目的に開催しており、3回目を迎えた今回は島根大学の学生も実行委員に加わりました。
この日は連携校の学生・留学生・教職員が約60人参加し、山陰のグローバル化について意見交換をしました。
第1部では実行委員長の峠ゆきえさん(短期大学部 総合文化学科2年)から山陰地域と山陽地域の留学生の数に約10倍の差があり、首都圏と比べると約220倍の差があると問題提起があり、この問題について、島根県立短大・島根大学・鳥取環境大学の4人から発表がありました。その後、「留学生に選ばれる山陰にするにはどうしたらよいか」について、学生・留学生・教職員でグループディスカッションを行い、ここで出た意見は後日各大学事務局へ意見書として提出されることになりました。

【グループディスカッション】             

第2部の交流会では参加者が互いの大学や文化について語らい、さらに交流を深めました。

【交流会】

◆実行委員長 峠ゆきえさん(短期大学部)の感想◆

他大学の学生や留学生、教職員の方々と意見交換することで、自分自身では気付けなかったことが多々ありました。留学生の日本語学習や日本での生活支援、山陰を世界に発信する方法など、これからもっと深く考えていかなければならないと感じました。
また今回はじめて企画する立場となり、イベントを実施をする大変さに気付きました。実行委員に加わってくれた島根大学の方、運営にご協力いただいた大学の皆様、参加者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
改善点はいくつかありますが、参加者からは様々な方と知り合えたことを喜んでおられるお声が多く、今後もこの交流会を引き継ぎ、発展させる学生が現れてくれると嬉しいです。
皆様、本当にありがとうございました。

◆参加者の感想◆

・ディスカッションでは自分の視野が広がり、とても刺激になった。また発表ではさまざまな視点から問題を取り上げており、発表者それぞれに違う解決策を示していたのでとても面白く、また知らなかったこともあり勉強になった。山陰の問題を学生の目線で取り上げて解決策を考えることは、今まで気付けなかった発見も出てくるので、今後も山陰の活性化に役立てるように続けるべきだと感じた。
・他大学の学生や留学生との交流はとても刺激的でした。山陰をグローバル化するためには様々な課題があることもよく分かり、もっと留学生と交流する機会が増えたら良いと感じました。