「表現とコミュニケーション」が開講しました。(松江キャンパス)
平成25年度「表現とコミュニケーション」が開講しました
知的資源共有プロジェクトとして、4月8日~7月8日、NPO法人あしぶえと連携した授業「表現とコミュニケーション」が開講しました。松江キャンパスの健康栄養学科・保育学科の学生約70人が受講しました。
この授業では、インプロゲーム(即興劇)をほぼ1カ月間隔で体験し、自分自身やグループの変化について振り返ることによりキャリア成長に必要な、自己表現力、コミュニケーション力を身につけていきました。
初回は全員参加のオリエンテーションとグループ分けによる初回ワークショップ体験、2回目から5回目の 計4回は、グループごとにインプロゲームと振り返りのワークショップを体験しました。
インプロゲームでは、相手の発想を受け入れ自分の発想を付け加えていく「お話づくり」、即興スピーチの「漢字で自己紹介」、観察力が必要な「電流ゲーム」などのグループ体験をし、授業開始直後は言葉がぎこちなかった受講生も回を重ねるごとに自分の考えを言語化することに自信をつけているようでした。
受講生は初回と最後に『発想力』『自発的な力』『表現』『受け止める力』『観察力』の5項目の自己評価をし、自身の成長度や不得意なことへの気づき時間も与えられました。
受講生からはこの授業で得た力や気づきをさらに伸ばし、将来の仕事に繋げていきたいという意欲的な感想が多く聞かれました。
◆受講生の感想◆
・自分の意見を持つこと、それを言葉で伝えること、自分と違う意見を受け入れることがとても大事であると感じた。
・インプロゲームで体験した発想力や瞬時の判断力、洞察力も保育士には必要な力なのだと分かった。
・これからの生活の中で積極的に人に関わって発想力や観察力などに磨きをかけていきたい。それらの力は仕事をする上で周囲の方との連携をスムーズにし、良い仕事につながると思う。
・今までは受け身ばかりだったが、インプロゲームを体験することで大人数の前で発言したり、提案する力がついた。