山陰地域学生シンポジウムを開催しました
山陰地域学生シンポジウムを開催しました。
第1部
ソーシャルラーニング事業に参加してきた学生による活動報告があり、各連携校から1名ずつの発表がありました。
◎島根大学 総合理工学部 朝日啓太・生物資源学部 高野結人
「地域社会との関わりから学ぶ」
◎鳥取短期大学 国際交流学科 井田裕康
「地域とともに歩む」
◎島根県立大学 総合政策学部 大西葵
「山陰ソーシャルラーニング 浜田市弥栄町」
◎鳥取環境大学 環境情報学部 中根美咲
「私が学んだこと・感じたこと」
◎島根県立大学短期大学部 総合文化学科 亀山万里・倉上朱莉
「山陰地域フィールド体験学習 里山の食と繋がり」
◎島根県立大学短期大学部 総合文化学科 青笹実香
「山陰地域ソーシャルラーニングでの取組」
【各連携校の発表】
これまで多くの学生交流会を実行してきた青笹実香さん(総合文化学科2年)からはソーシャルラーニング授業に参加したのをきっかけに多くの「出会い」と「発見」があり、山陰の魅力を「再確認」できたこと、その出会いから生まれた学生交流活動の報告がありました。また、学生のスキルアップや交流を図りながら、人や地域の繋がりをサポートする場を創出することを目的とした学生団体を各大学に発足させ、これまで築いてきた交流を継続・拡大させていく計画(学生交流ネットワーク)がすでに始動していると結びました。
第2部
ソーシャルラーニングでの学びから「学生は地域のために何ができるか」をテーマに5つの分野(教育・国際・福祉・産業・総合)に分かれてワールドカフェが行われ、活発に意見交換がなされました。
【ワールドカフェ】
最後に実行委員会島根大学代表の石川壮志さんがワールドカフェで出された様々なアイディアを生かすには、人と人の繋がりと実行力が必要だとまとめ、「学生交流ネットワーク」への参加を呼び掛けました。
【活動報告・ポスター展示コーナー】
◆実行委員会本学代表 青笹実香さんの感想◆
島根大学生と共催ということで、距離や連絡手段などの問題から準備は大変でしたが、自身では気づけない点を互いに指摘し合い、よりよいシンポジウムを開催できたと思います。主催校以外の大学からも多くの方が参加してくださり、様々な視点からの意見交換がなされ参加者にとって有意義な時間になったと感じています。途中多々問題もありましたが、何人もの人で創り上げる大変さや楽しさが学べるいい機会となりました。今後も新しい出会いや気づきが得られる場をもっと簡単に設けることができるように、各大学の学生が繋がる学生交流ネットワークの組織づくりをしていきたいと思います。
◆参加者の感想◆
・他大学の活動発表から地域や人によって様々な特色のある活動を行っているということが分かりました。大学全体の取り組みもあれば、地域の方々と密接に交流しているものもあり、フットワークの軽さに感心しました。
・ワールドカフェでは話し合いをとおし、改めて自分の参加している活動の目的や意義を見つめなおし、これからどうしていくか考える機会になりました。今後、学生交流ネットワークの活動がスタートしますが、これから基盤を固めていくため円滑に進まないこともあると思います。その上で他大学生との連携や意見のすり合わせが不可欠なので、交流を深めるという意味でも今回のような機会を大切にしていきたいです。